【 カントリー 1Pエンジン シリンダーヘッド整備 第1回 】'13/04/13
※昨年'12/10にカントリーのヘッドを載せ換え完了しました。 気候も暖かくなって来たので、外したヘッドをそろそろメンテしようと着手しました。
・約17万km走行後のヘッドは、かなり汚れているように見えます。
・メキシコ製のヘッドです。(右上にMEXICOの刻印があります。) 燃焼室もこのようにカーボンがびっしり付着してます。
・タペットを外し、バルブスプリングコンプレッサーでバルブを外します。 バルブリテーナーをマグネットで吸着して外します。
・排気側のバルブはカーボンが薄く付着しています。 吸気側のバルブは割と綺麗です。
・すべてのバルブを取り外しました。 バルブシートの状態です。排気側はカーボンをかなり噛んでいます。
・ヘッド上面側です。 かなり油汚れが・・・酷いですね。 バルブステムシールも劣化しているようです。
・バルブステムシールを取り外しました。 カチカチに硬化しています。 恐らくシール機能が不良となり、いわゆるオイル下がりを起こしていたと推定します。
※ちなみに、最近はオイル消費量が少なくなりましたので、オイル下がりで燃焼室も汚れていたのだと思います。
・今日は、ここまで分解して完了です。 次は洗浄剤で綺麗にする予定です。