【 インタンク&メインフューエルポンプ交換 】'11/12/30
※夏頃より、燃料ポンプハウジングに亀裂を発見しました。(駐車場での僅かなガソリン臭と少量の漏れ痕跡で判りました。)
・国内で調達するとかなりの高額部品なので、今回は海外から購入しました。他の交換必要部品も含め・・・つまり円高なので買ってしまいました。(笑)
今回手配した部品類です。
・ハウジング(VW純正品 @142.29US$) メインポンプφ46.5(Bosch @271.95US$) インタンクポンプ(VDO @42.56US$)各送料別 この部品類は、19RVと共通です。
・ホースクランプも基本再使用できませんので、ネジ締めタイプを手配 また、ハウジングマウント(緩衝ゴムマウント)も購入しました。
・本日は、手始めにメインポンプ&ハウジングの交換から作業開始しました。 例によって、まずバッテリーのマイナス端子を外します。
次に、ポンプの燃料ホースを外した際に予想されるであろうサイフォン効果によるガソリン漏れを防ぐためにインタンクポンプのホースを外しておきます。
・タンクからのホースを外し、配管中のガソリンが抜けたことを確認後、取付けブラケットを外します。 ハウジングAssyが外れました。
・新旧ハウジングです。(今回手配品はもちろんVW純正品です。西独製!) 旧品ハウジングからポンプを外し、亀裂を確認しました。割れてます!
・外したメインポンプは、全体的に錆色で・・・フィルターには、びっしりとスラッジ?等が付着しています。(これでは調子があまり良くないのも頷けます。)
・ポンプ固定用ビスを流用し、ポンプをハウジングに組込んだ後、取り付けました。各ホースクランプはカシメタイプで再使用できないので、ネジ締めタイプに交換しています。
・続いて、インタンクポンプの交換に移ります。 まずタンクのキャップを緩めますが、結構固くなっているので、ベルトレンチを使用しました。
・ポンプユニットをゆっくりと引き上げ、レベルセンサーのフロートをかわしながら取り出しました。
・インタンクポンプです。(VDO製) フィルターの目詰まりはそれほど酷く無い状態です。
・インタンクポンプをコネクティングピースに慎重に差込み、パーマ・クイッククランプで固定します。 なおコネクティングピースは高価&希少なので大事に取扱います。
・組み上がったポンプユニットです。 ポンプの上にある白いチャンバーみたいなのがコネクティングピースです。 元通りタンクに組み付けました。
※これでやっと念願の燃料系統の整備がひと通り完了しました。(本当はまだフューエルインジェクターが残っていますが・・・)
試運転してみましたが、今までの加速時の息つきが改善されました。(例のフィルター詰まりが少なからず影響していたものと推測します。)