【E/Gプラグコード交換】
@エンジンルーム全景 ※アイドリング時 回転不安定、加速不良等、どうも点火系がイマイチな状態。
Aプラグコード劣化 ※キャップ内 端子部分が腐食している。(スパークプラグもかなり磨耗)・・・これではアイドリングも不調なはず。
Bプラグコード交換 ※永井電子 ULTRA シリコンパワープラグコード:品番2812-11を発注、同時にスパークプラグもデンソー製イリジウムプラグ:IW-20に交換実施。
【E/Gエアーフィルターエレメント交換】
@エアーフィルターBOX上部カバー取り外し ※クーラー用ホースが干渉している為、ホースクランプを外してからカバー脱着
AエアーフィルターBOX内部 ※木くず?や、ごみがBOX下部に堆積している。→掃除機で吸引清掃。
Bエアーフィルター新・旧比較 ※フィルターエレメント:BOSCH S9777(品番1457429777-0B0)を使用した。
Cエアーフィルター新品装着
【アースケーブル施工】
@バッテリー部 オリジナルアースケーブル
AM/Tケース部
BE/Gヘッドカバー 〜ボディー部 オリジナルアースケーブル
Cアースケーブル追加配線施工 ※今回追加したアースケーブル:Style 1283 6AWG 105C VW-1 (14sq)
→結果:E/Gアイドリング回転数Up(650rpm→約800rpm)低速域の安定性向上が感じられた。(旧車ほど効果がありそう!!)
・バッテリー〜ボディー&M/Tケース用追加アースケーブル(緑×黄色線) ・E/Gヘッドカバー 〜ボディー部 追加アースケーブル
・バッテリー〜オルタネーター部 追加アースケーブル ・E/Gルーム全景アースケーブル施工状況
【E/Gヘッドカバーガスケット交換】
※入手時より、ヘッドカバー周辺にオイル洩れがあり、特にインジェクション側のインテークマニホールドの凹みに溜まっているほど。
(ガスケットは、RV型エンジンと同タイプが使用可能と判断し、入手した。・・・ちなみにカントリーは1P型エンジン)
@ヘッドカバー固定ナット取り外し〜ナット座面補強プレート取り外し
Aヘッドカバー取り外し ※コルク製ガスケット潰れ
Bカムカバー取り外し ※カム表面の傷、異常磨耗等は見られない。良好な状態と言える。
C新タイプガスケットに交換の為、スタッドボルトも交換開始、ここで問題発生:計8本のスタッドボルトを取り外す所、7本目まではダブルナット方式で軽く外れたが、
最後の1本がどうしても緩まず、ナットも潰れ初め・・・仕方なくボルトの頂上をハンマーで"コンコン"叩いていた所、やっと緩み、外すことができた。
【ウォーターデフレクター整備】
※バルクヘッド上部のウォーターデフレクター(樹脂製 ※プレナムチャンバーとも呼んでいます)表面部分が劣化し、手で触るとポロポロ粉が落ちるような状態。
また、ボデーに固定している金属クリップも錆発生の為、塗装補修実施。
@劣化状況
Aウォーターデフレクター取り外し状況 ・ウォーターデフレクター拡大
Bウォーターデフレクター塗装・クリップ錆落し〜塗装後 組み付け
【E/Gアイドルスピード調整・ニードル部整備】
@スロットルボディまわり ・アイドルアジャストスクリュー部(スクリュー取り外し後)
Aアイドルアジャストスクリュー取り外し状況 ※先端ニードル部にタール状のカーボン付着
Bアイドルアジャストスクリュー先端部清掃〜組み付け ※時計回りに締め込み、約4.5回転戻し:アイドリング850rpm
アイドリングが安定し、回転レスポンスも向上した。
【E/Gタイミングベルト、Vベルト類交換】
@タイミングベルトまわり ※ベルト表面のひび割れ発生
Aタイミングベルト/テンションプーリー交換(ベルトG77/ローラーG75)
BVベルト交換 ※同時にウォーターポンプの状態点検→ベアリングガタ等は無く正常
【MDレシーバー → CDレシーバーに交換】
@MD(SONY MDX-C150)作動不良の為、CDに交換実施
※以前、パサートで使用していたCDに交換する。(トランク内のCDチェンジャーは流用)
Aハーネス入れ替え〜CD(SONY CDX-C3400X)インストール
【E/G点火系整備(ディストリビュータキャップ&ローター交換)】
@ディストリビュータ周り
※ローター先端部部分、キャップ内部電極部部分 共に放電磨耗している。
※ローター、カバー取り外し状態(ローターシャフト先端錆発生のため、なかなかローターが抜けず苦労しました。
A部品交換実施
※VW純正パーツ(BOSCH製)を入手。キャップにスクリーン(黒いカバー)が追加されたり、ローター形状が少し異なるが互換性等は問題なし。
【トランスミッション部 オイル洩れ】
@アンダーカバー部にミッションオイルが・・・・かなり洩れている。(駐車場に油漏れの跡があり、調査開始)
AドライブシャフトL側(右側の写真)が洩れが特に多い様子。シール交換作業は結構費用も掛かる為、何とかしなくては!!
Bオイル洩れ止め用ケミカル使用(WAKO'S P&ATS:パワステ&ATシールコート350ml ギヤーBOXにも使用可能なため、一度試してみることに)
※丁度、'04/2/5の6ヶ月点検時に、ミッションオイル補充を兼ねて、シールコート約100cc注入
C経過確認・・・'04/2/14 洩れ止め効果の程を確認する為、再度アンダーカバーを外して点検。
※アンダーカバーへのオイル滴下は少々あるが、前回に比較するとかなり改善されている様子。ドライブシャフトL側付近も洩れは少ない。
【燃料タンクにアディティブ注入】
※吸排気系バルブ/燃焼室カーボン付着除去用VWA純正”アディティブ”品番:G 001 700 03(トルエン5%・キシレン25%含有)を使用。
@VWA純正アディティブ(150ml)
A燃料タンクに注入(注入量:ガソリン10Lに対し10ml注入)
※暫く走って様子を見ることに。
【E/Gクーラント洩れ整備】
※駐車場の床面に何やら新たな液洩れ跡が・・・一難去ってまた一難!! クーラント洩れ発生。
@水温&レベルセンサー取り付け部から洩れているのを発見。よく見るとフランジ取り付け面からも洩れた跡がある。
※水温センサー〜水位センサー間に洩れている黒いスジが見える。 洩れたクーラントがヘッドガスケット部分を伝って乾燥し、白く見える。
A部品交換実施
※フランジ&Oリング・各センサー用Oリングと念の為、ウォーターポンプホースを交換
【スロットルバルブバキュームホース交換】
※スロットルバルブ横のバキュームホース劣化の為、交換。
@スロットルバルブ周辺
※バキュームホース表面劣化、中のゴムホースも炭化している。 ノズル内にカーボン詰まり
※クリーナースプレーでノズル洗浄実施。
Aホース交換実施
※既設バキュームホース長さに合わせてホースを切断し、交換実施
【エンジンマウント交換】
※クラッチ接続時、断続的な振動が発生、また下り坂等でアクセルを緩めるとギクシャクする為、エンジンマウントの劣化と判断し交換実施。
@準備:フロント部ジャッキアップ〜ブロックで持ち上げ作業スペースを確保
※アンダーガード取り外し ※またしても油漏れ跡あり
Aフロントマウント交換
※フロントマウント部
※下部2箇所、上部2箇所固定ボルト取り外し ※クーラントパイプブラケットボルト取り外し
※フロントマウント下部固定ボルト取り外し ※フロントマウント&ブラケット
※フロントマウント新旧比較(左:新品 右:旧品)高さが違う・・・内部のゴムが劣化により手で押さえても曲がる程で、恐らくちぎれる寸前。
Bリヤマウント交換
※フロントの劣化状況から見て後ろも同様と思われる。 ※リヤマウント上部固定ボルト緩め中
※リヤマウント取り外し・・・下部の斜めから固定しているボルトを緩めブラケット毎取り外し。マウントはグラグラ動く。
※リヤマウント新旧比較(左:新品 右:旧品)中央部の高さが違う。 旧品(右)ゴムが上部で切断している・・・どうりでグラグラな訳だ。
※新マウントをブラケットに組み込み ※取り付け完了
※ミッションマウントについては、時間切れで未実施となったが、エンジン始動後の振動等が明らかに低減されている。
当然のことながら、アクセルオフ時のギクシャクも解消・・・やっと普通に乗れそうだ!!(笑)
☆パーツNo. ・フロントマウント:191.199.279F ・リヤマウント:191.199.262A ・ミッションマウント:191.199.402C
今回準備したのは、Febi製OEMパーツですが、基本的にRV型エンジンのものがそのまま使用可能でした。
【ミッションマウント交換】
※前回エンジンマウント交換時、時間切れで持ち越したミッションマウント交換を実施。
前回同様、フロント部ジャッキアップ〜アンダーガード取り外しからスタート!
@スチール製ブラケット取り外し
Aアルミ製ブラケット取り外し〜ミッションマウント取り外し
※ブラケット固定ボルトを緩める為に、シフトリンケージ部分を事前に分解し、ラチェットレンチを回せるスペースを確保するのに苦労。
※やっと取れました。・・・という感じ!! もちろんジャッキでミッションを少し持ち上げてサポート
Bミッションマウント交換
※ミッションマウント新旧比較(左:新品 191.199.402C 右:旧品 867.199.383A)
新品:Febi製OEM品の為か、オリジナル品(オーストリア製)と形状が異なる。
※これでエンジンマウント関係は3点とも全て交換完了!! →テスト走行すると・・・アイドリング時の振動も確実に減少、クラッチミートも良好。
その上、エンジン音まで変化!!・・・今までのあの騒々しい音は何だったのか? 元々この音が正常だったのです。
いずれにしてもこれほどまでに変化するとは思っていなかったので感激。交換して良かったと思います。
【フューエルフィルター交換】
※今回の車検にあわせて、予てから気になっていたメインポンプのフューエルフィルター交換を実施。(市内VWディーラーにて)
パーツNo.1HO-201-511A (VW純正品)
@フューエルフィルター交換前 A交換後(ホースクリップも交換)
Bフューエルフィルター内部構造チェック (後学のため、分解して中身を見ることに・・・)
※金切り鋸にてケースを切断し、フィルターを見る。 和紙のようなペーパーフィルターがぐるぐる巻いてある。
(フィルター寸法 幅8cm二つ折り×長さ約2m 濾過面積 約3,200cu
走行距離87,000kmから、約10,000リットルのガソリンを濾過したことになる。
※フィルター変化比較・・・中心部は元の色で外側は黒く変色している。カーボン状のスラッジ等が付着していた。
※車検完了後の帰路、加速フィールを確かめながら運転していたが、以前のような引掛かり感はなくなっているように感じた。
・・・暫く様子を見るとする。
※・・・が、しかし約1週間後、また元に戻った様子・・・加速中の引き掛かり感が再発→燃料系の問題ではなさそう。
【接点復活剤:ケミカル使用例】
※以前から、天候等の変化?に伴い、どうも点火系統の不調が見え隠れしており、スッキリしない状態でした。
そこで、配線カプラー等の端子部分に従来から使用していた、皆さんお馴染みの”CRC5-56”から、
今回は、マリン用(スプレー缶の錨マークが示すように、船舶等の塩水の掛かる部分にも使用可能な・・・5-56より高性能)6-66MARINE FORMULAを試してみました。
随分前から、同商品の存在は知っていたのですが、なかなか店頭に並んでいないもので・・・最近ようやく目にすることが多くなり、入手しました。
その高性能ぶりは、昔少々はまっていたR/C=ラジコンの電動モーターのブラシ&コミュテータの馴らし用に使用すると良い等の推奨例もあり、知る人ぞ知る商品です。
※注:メーカーの回し者ではアリマセン・・・念の為
@ノックセンサー部コネクターへの使用 Aデスビキャップ内への使用
BECUコネクターへの使用 Cヒューズ&リレー端子への使用
※塗布してから約1週間経過したが、とりあえずエンジン回転フィーリングは良くなった。(引き掛かり感なし。)
・・・再び、暫く様子を見るとする。
【オルタネータ ボルテージレギュレータ点検清掃】
※オルタネータのボルテージレギュレータユニットを取り外し、カーボンブラシ点検、周辺ダスト清掃を行いました。
ブラシ磨耗状態も正常と判断、クリーナー洗浄のみとしました。
@オルタネータ ボルテージレギュレータまわり Aボルテージレギュレータ取り外し
Bボルテージレギュレータ拡大
※端子部分にはCRC6-66を塗布して組み付け完了。 エンンジン始動〜電圧測定結果:13.7Vの出力を確認
【スタータモーターSOL・オルタネータ〜バッテリー間 プラス側配線整備】
※スターターモーターSOLプラス端子〜バッテリープラス端子、及び、オルタネータボルテージレギュレータプラス端子〜スターターモーターSOLプラス端子間の各配線追加。
@配線準備:14Sq配線にスリットチューブを被覆したものを製作(短:スターターSOL〜バッテリー間用 長:オルタネータ〜バッテリー間用)AスタータSOLから配線取り外し
BスタータSOL〜バッテリー間配線取付け(オリジナルはそのままとして、今回分を追加) Cバッテリー〜スターター間
Dオルタネータ配線追加 Eバッテリー〜オルタネータ配線追加