『ＭＴＢ マウンテンバイク レストア作業』'12/09/09
※今回はクルマではなく、自転車のレストアに関するレポートです。⇒ Hiramasa-Engineering サイクルサービス部門にて対応しました。（笑）
約２０年前に購入したマウンテンバイク：丸石自転車”ブラックイーグル”をレストアしてみました。（各パーツはシマノ製デオーレＬＸ搭載）
当時賃貸マンションに住んでいたのですが、会社までの距離も近いので、ＭＴＢを購入して楽しんでました。
その後、郊外に持家してから少しづつ乗る機会が減少し・・・雨曝しになっていましたので、もう廃却か？と思いましたが、
クロモリフレーム＆シマノパーツ等が採用されていたこともあり、レストアしてみたくなってしまいました。
残念ながら、分解前の写真を撮影していませんでしたので・・・外したパーツとフレーム単体の状態です。⇒どう見ても鉄くず＆アルミくずです。（笑）
・とりあえずアルミ製のブレーキカンチレバーを試しに磨いてみたら・・・お！これは綺麗になるかも？⇒そう思ったのが運のつきです！
例によって、ドレメル製の電動リューター＋研磨剤＋バフを駆使してみたところ、結構輝きが出て来たのでもう止まりません！（笑）
※まずはフレームとFrフォークの塗装剥離からです。 ペイントリムーバーを刷毛塗りして暫く放置し、やわらかくなるのを待ってからスクレーパーで除去しました。
塗装表面がドロドロと・・・溶解してきます。 が、しかし自転車の塗装は結構塗膜が丈夫でなかなか手強いです。
※フレーム全体をペーパー掛けした後、サフェーサー塗布～着色塗装（ダークグリーンメタ）～クリヤー塗装しました。（すべてクルマ用アクリル塗料の缶スプレー）
※他のパーツ類も順次整備しました。 クランクもポリッシュしました。
※錆びていたFrディレーラーは錆び落とし＆ポリッシュ後に防錆クリヤを吹いてあります。
※Fr＆Rrアルミリム（アラヤ製 26"×1.5）は全体をペーパーで仕上げ、ブレーキシュー接触面も磨きました。同時にスポークの曲がり修正＆テンション調整も行いました。
※Rrスプロケット（７速：６＋１）は、錆び落とし後に黒塗装しました。 ＢＢ（ボトムブラケット）は洗浄後グリスＵｐしました。 いずれも整備前の状態です。
※ステムは塗装剥離後にポリッシュ仕上げしました。 クイックレバーは錆び落とし後に黒塗装しました。
※新規購入品です。タイヤ＆チューブ、リムテープ、デュアルコントロールレバー、ブレーキシュー、チェーン、サドル等
※ではこれから組み付け作業に取り掛かります。 まずパナレーサーのリムテープをセットします。
※今回は街乗りメインなので、タイヤはタイオガ製のCity-Slicker-Ⅱをチョイスしました。 タイヤをリムに組み、チューブを入れます。
※Frフォークとフレームにブレーキカンチレバーを取り付けました。
※フレームを組付けて行きます。
※だんだんと自転車らしくなってきました。
※カンチレバーブレーキのクイックリリースワイヤーをセットし、シューも取り付けました。 デュアルコントロールレバー取り付け
※デュアルコントロールレバーからのブレーキ＆シフターワイヤー等をアウターワイヤー長さを調整して取り付けしました。
※チェーンを接続しました。 デュアルコントロールレバーのブレーキ＆シフター調整後、グリップを装着しました。
※サドル＆ペダルを装着し、すべての作業を完了しました。 サドルの色をブラウン系にすればもっとレトロな感じで良かったのに・・・と少々後悔しましたが
まぁ、とりあえず今回は暫く様子見です。 ご近所を試走してシフターの微調整を行いました。 おしまい～！
※久しぶりにマウンテンバイクで走行してみると、普段は車で見過ごしてしまう風景が新鮮に見えたり・・・これからの季節は、自転車でのんびり走るのも良さそうです。
自転車はパーツが豊富で値段がお手頃なこともあり、レストア作業も結構楽しんで行うことができ、良い気晴らしになりました。
みなさんもお家で眠っている自転車をお持ちでしたら、この機会に整備してみてはいかがでしょうか？
