【 O2センサー交換 】'11/08/04
※最近、エンジン始動後に走り出すと、不整脈のようなギクシャク感が現れ始めました。エンジンが暖まって来ると気にならなくなるのですが、
極たまに信号待ち後の発信時にエンストしてしまったり・・・症状からしてO2センサーが怪しいと考えました。
BOSCHのHP等で確認すると、約6万km程度でセンサーが劣化するらしく、排ガス中の酸素濃度信号が正しく送信されないために燃料噴射量が多過ぎたり、
少な過ぎたりで、アイドリング不調となるようです。 ちなみに、燃費も悪化するそうです。
まずは、O2センサーを入手するために既設のVW純正品番を調査しました。ジャッキアップしてセンサーの刻印を調べます。
キャタライザ入口上部付近にあるので、何度か写真を撮り拡大して品番が判明しました。 030_906_265 BOSCH製
※純正品番情報を元に、BOSCHのHPで互換性のあるものを探したところ、ユニバーサルO2センサー BSH-15735(LS-02)が適合しました。
VW純正品であれば、当然ながら、コネクターまで含むAssyなので交換だけで済みますが、今回の汎用センサーは、簡単な配線接続が必要です。
今回は、某有名ショップを利用し、米BOSCH正規品のBSH-15735(LS-02) @8,000(+送料@840)を手配しました。在庫品なので2日ほどで届きました。
箱の中には、リード線付きのセンサーと、配線接続用のOE SmartLink Kit(防水仕様)が付属しています。
それと、02センサーを外すにはスリット入りのセンサーソケット(22mm)が必要になりますので、これも手配しました。@1,087(+送料@525)でした。。
センサーを外します。このようにオフセットしているので、作業は楽です。心配していたネジの焼付きもなく、あっさり外れました。
取り外したセンサーです。先端部分は煤けています。20年16万kmお疲れ様でした。 新・旧センサーの比較です。形状が少し異なります。
では、配線の接続に移りましょう。 まず旧センサーのコネクター側配線を切断します。 そして取説に沿ってSmartLinkを使用して接続します。
ちなみに、配線は3本あります。黒:信号線 白2本:ヒーター電源・・・これは、当時のセンサーはキャタライザーの入口付近に設置していたため、
ジルコニアセンサーを350℃以上に昇温させないと酸素濃度を検知できないためです。 最近のクルマは、エキゾースト出口付近の集合管付近についています。
シリンダーヘッドの排気に近いためヒーターは不要になり、2線式になっているようです。
SmartLinkのコネクターで配線接続終了。黒いキャップを嵌め込んで準備完了です。 センサーのネジ部には、予め焼付き防止剤が塗布されてます。取り付けました。
上記のような簡単な作業後、エンジンを始動し確認しました。特にアイドリング時のバラつきも無く、走行もどうやらスムーズです。
今までのちょっと濃い目なセッティングが改善されたような? しばらく様子見ます。燃費も改善されると良いですが・・・
VW純正品のO2センサーは高額ですね。(@25,000〜30,000位しますね。工賃入れると怖いです。 ので自分で・・・ね。)