VW GOLF COUNTRY ENTHUSIAST
整備記録Cボデー&足廻り関係

 


   【 パワー・ステアリング用(リターン用低圧側)油圧ホース交換 】


  ※6月初め頃に、8月に迎える予定の車検に備えた、点検&見積もり作業を”D”さんにて実施していただきました。

    登録から、19年経過し、走行距離は、現在約150,000Kmです。 最近は、駆動周りの油洩れ(滴下したらNG!)のチェックは、かなり厳しく、

    当然、あちこちの油洩れは、修理が必須となります。 カントリーもFr左右ドライブシャフトの付け根から滴下・・・NG!シール交換必須です。

    更に、パワーステアリングポンプの周辺の油にじみ〜滴下もご指摘を受けました。 シールの方はさすがに放置できないので、今回交換予定ですが、

    パワーステアリングの所は、ポンプ周辺を洗浄して漏れを確認した結果、ポンプではなく、リターン側の油圧ホースの差込部からと判明しました。



    そこで、低圧側の油圧ホース位、大した費用では無いと思いながら、とりあえず全体の整備見積もりを作成していただきました。

     ・・・油圧ホースの金額を見て倒れそうになりました。 低圧側ホース@27,500也!!! →無理です。 リザーバタンク接続用に先端がL字に

    成形してありますが、ホースそのものは、耐油性の低圧仕様(1.0Mpaもあれば充分)でOKのはずです。何故こんなに高額なんでしょうね?

    ただし、このまま漏らしていては大変まずいので、ポンプ側は、ホースバンドの二重化と、タンク側は、増し締めで暫定対策としました。



    新しい油圧ホースを入手しようと、探しましたが、横浜ゴムや、ブリジストン等の大手ホースメーカーのものは、@650/mですが、購入単位が10m・20mからなんです。

    1mもあれば充分です。10m購入しても他の使い途がないので・・・と、思案していたらいつもの工具屋さんで、『コーシンのホースなら、1m単位で購入OKですよ!』と

    教えて下さいました。 税込み@977/mで発注し、2日後に納品されました。 その後、ホースバンド等の部品を揃えて準備できましたので、交換作業を行いました。




          ※パワステポンプまわりです。洗浄後なので、汚れは少ないです。(とりあえずホースバンドは二重にしてあります。) リザーバタンクへの接続部分です。(ホースがL字に成形されてます)

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    ※今回入手した、コーシン製 耐油ホース(15×2B)と、リザーバタンクの配管とL字接続する為の水道用エルボ(Φ15mm用 @270) まずL字用に短いホースを切り出しました。 

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    ※L字ホースに組み上げます。 

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    ※アンダーガードを取り外し、パワステホースを外す準備です。 リターン側のホースバンドを外し、パワステフルードを回収します。

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    ※ホース取り外し完了です。新旧並べてみました。 このようにL字成形してあるので、部品代が高額なのでしょう。純正品番:191_422_881 VRT I91

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    ※ホースを交換しました。リザーバタンク部分は、車体下から見上げて撮影しています。 なお、ホースバンドは、Φ22〜30用を使用しました。(ホース外径Φ26.3)

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    ※VW純正パワステフルード:G002 000 1Lボトル @2,730 

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      ※エンジンを始動し、ホース接続部の油洩れが無いことを確認し、フルードレベルをチェック・・・OKです。 純正品のホースは、接続部が硬化して、なじみが悪い状態でした。

     まぁ、20年近くも使用すれば、だんだん硬化してくるのは仕方ないですね。(皆さんも油漏れ→滴下には充分ご注意下さい。)ではまた!



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