ＶＷ ＧＯＬＦ ＣＯＵＮＴＲＹ ＥＮＴＨＵＳＩＡＳＴ
②エンジンまわり＆電装系
【 バックライトスイッチ整備 】'09/05/05 NEW!!
※以前から、後退時にバックライトの点灯不良が頻発していました。 このままだと夜間の駐車等に危険なこともあり、内部点検＆整備を行いました。
Ｍ／Ｔギヤボックスのシフトロッドに直交する位置にバックライトスイッチ（reversing-light-switch）があります。 分解の為、ケーブルコネクタを外します。
※これまた"レア"なレンチサイズ９ｍｍの六角ボルト２本をゆるめ、スイッチ単体を取り外しました。（品番：191 919 823D made in ITALY)
スイッチを分解します。まずは、細い（－）ドライバーで、ハメコミ式の爪を外しました。（樹脂が劣化している可能性が大なので、慎重に・・・何とかうまく外せました！）
スイッチの内部詳細です。プランジャを押すことで、内部の接点がＯＮ－ＯＦＦするようになっていました。
中央部分のプランジャが接触している相手の接点を順番に確認しました。接触部分が少し磨耗している状態でした。（それほど悪い感じでは有りませんので、磨くだけにしました。）
次に両サイドの接点を抜き出しました。片側は、殆ど磨耗なし。 もう片方は、溝状に磨耗が進行していました。これは、接触不良の可能性ありです。
今回は、磨耗部分をとりあえずハンダにて盛金補修しました。耐久性は"？"ですが、数年は大丈夫でしょう。（次回ダメになったら、今度は鉄板切り出しで製作します。）
CRC6-66を塗布後、元通りに組上げ、各端子間の導通をチェック！・・・一応、ＯＮ＆ＯＦＦは正常でしたので、元の場所に戻して作業完了しました。（念の為、Ｒに入れて、点灯確認）
※これで、しばらく大丈夫だと思います。（このスイッチですが、国内のディーラーさんでは、入手不可みたいです。・・・ドイツでは、ＶＷクラシックパーツとして確保可能とのこと。）
