【 バックライトスイッチ整備 代替対応編 】'10/12/19 NEW!!
※昨年('09/05)にバックライトの点灯不良の際、内部点検&整備を行い、暫く問題無かったのですが、先月の長野オフで、点等不良再発。
『また前回同様、接点部分の磨耗だろう・・・』と安易に考え、『半田を盛って補修すれば大丈夫!』と思いながら、点検しました。・・・そうしたら!(詳細後述)
まず、バックライトスイッチの位置ですが、マニュアルミッションのレバー付近にあります。
※スイッチ単体です。(以前も掲載しましたが、VW品番:191 919 823D made in ITALY・・・今はドイツ国内でもVWクラシックパーツでのみ入手可能です。ただし@20,000超え!)
スイッチを分解したところ・・・なんと前回補修したバックライト用の端子部分が焼損しています。内部で接触不良を起こして発熱したみたいです。
スイッチの内部詳細です。端子の入る奥の部分が熱で変形していました。 プランジャの動きも同部位のみ堅くなっていました。
※さて、どうしたものか?と思案しましたが、この手の樹脂物は、補修困難なので修復を断念し、他にスイッチを設置することにしました。
リバース側にシフトした際、通常よりもシフトリンケージのレバー位置が変わる為、この位置を電気制御用のリミットスイッチで検知することに決めました。
オムロン(OMRON)のカタログから、IP-67対応のシールタイプの小型スイッチ『D2VW-5L1B-1M』を選択しました。(DC30V・5A 接点耐久性:30万回)@640
まず、既設コネクターのバックライトスイッチ用配線を切断し、圧着端子を施工しました。 次にスイッチ用ブラケットをアルミ板から製作しました。
パワステホースクランプ用のブラケット取り付けボルトを利用して、アルミ板製スイッチブラケットを固定することに。
ブラケットを固定しながら、大まかな位置を決め、(シフトリンケージ)レバーが移動した時にスイッチがONする位置を微調整します。ニュートラルです。
1st:ローギヤに入れた時です。スイッチレバーがストレートでは、ONしてしまいまいましたので、レバーを曲げます。 リバースに入れたらONします!
何度か調整し、リバースにシフトした時のみスイッチONするようにしました。これでひと安心です。(笑)
※これからも、色々なトラブルが起きるんでしょうけど・・・まぁ、何とかなるでしょ!(笑)