【シフトリレーロッドブッシュ破損・正規部品交換作業】'13/01/27
※先日のシフトリレーロッド連結部のウレタンブッシュ破損&リテーナー紛失の際、急遽製作した部品で今日まで何とか無事に過ごしてきました。
国内では部品の調達はできず・・・ドイツに照会するも通常ルートでは入手不可能でした。
そこでドイツの友人(Dr.Hoppelさん)にメールで相談したところ、VWクラシックパーツセンターで部品を確保して送ってくれました!
ドイツから部品到着です。 Dr.Hoppelさん、ありがとうございます!
ウレタン樹脂製のブッシュ(VWパーツNo.191_711_251)とリテーナー(VWパーツNo.191_711_187)です。 ラベルの品番は、クラシックパーツ扱いを意味する”CLA”が頭に・・・
破損してしまったウレタンブッシュとご対面(笑) 21年間に亘りよく頑張ってくれました。 ありがとう。そしてお疲れ様でした。
シフトリンケージ部分を分解し、自作暫定部品を外しました。 こちらもよく頑張ってくれました。 ブッシュ内面にはシリコングリスを塗布しました。
リンケージ部品にウレタンブッシュを嵌め込み、頂上部のテーパーをプレートに圧入しました。(硬いのでちょっとコツが要りますね)
リテーナーは念のためにM3固定ボルト穴(φ4×4箇所)を追加工しておきました。
それでは組付けに移ります。 リレーロッドのボールにリンケージを被せて嵌め込みます。 続いてリテーナーを取付けました。
リテーナークリップをM3ソケットボルト4本で固定しました。シフトロッドを元の位置にセットした後、ボルト固定して全ての作業を完了しました。
試運転がてら少し走り、シフトフィールが若干固めでしたので、シフトレバーの首下にある偏心ブッシュの位置を微調整してどのギヤでもスムーズにシフト出来るようになりました。
今後も、いろんなことがあるのでしょうが、何とか頑張って維持して行きたいと思います。 このブッシュの交換は、次回20年後でしょうか?・・・(笑)