VW GOLF COUNTRY ENTHUSIAST
Aエンジンまわり&電装系

 


【 サイドフランジ部温度センサーOリング交換 】'11/06/11


  ※先日実施したサイドフランジに付いている温度センサーの青に引き続き、黒の方も恐らく同じ状態だと考え、Oリングを手配し交換しました。

  


  例によって、作業前にクーラント液の流出を極力抑えるため、リザーバータンクの固定を外し、落差を利用して数回に分けてクーラントを回収して準備しました。

Maintenance of cooling systemMaintenance of cooling system


  ※サイドフランジの所についている水温センサーです。青は前回Oリング交換済みです。     今回は黒い方です。リテイニングクリップを外して抜きました・・・うゎ〜! 予想通りです。(笑)
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   Oリングを下から見ると・・・膨潤してフニャフニャ状態です。しかも、圧力で傘のように広がりながら耐えていた様子が良く分かります。(良く頑張ってくれた) サイドフランジ側にもカスが付着してます。

Maintenance of cooling system Maintenance of cooling system





Oリングが劣化して細かい破片がクーラント内を浮遊しているんですよね〜。だからいつもバケツの底に黒い粒々が。  新品のOリング(φ19.6×φ3.65 VW品番 N_903_168_02 @305 ) と比較してみました。
Maintenance of cooling system Maintenance of cooling system


   センサーを装着後、クリップで固定しました。 このあとカプラーを復帰しクーラント入れて暖気&エアー抜きで終了です。

Maintenance of cooling system



  ※冷却系統は、いずれもゴム&樹脂部品を多用しているので一定期間経過したら要注意です。 今後も点検を欠かさず実施していく予定です。 

     




〜続 編〜     この続編は、2011/07/03追加しました。

・・・と、これでめでたく完了のはずが、さらに続編がございまして・・・?(笑)  

  数日後、念の為にフードオープンして、水温センサーの所をチェックしてみたら、何と、まだ漏れた跡があるではないですか?・・・何故?

  ここまでのメンテで、更に漏れているとなると、もうサイドフランジの亀裂くらいしか思い付きません。→早速”Dさん”へ部品手配です。

  前回交換したのが約8年前。ちょうどカントリーを入手してしばらくして交換しています。ちょっと早い気もしますが、そろそろ劣化しているはずです。

  ※交換したサイドフランジです。 (VW品番:037_121_133_C @3,465 Oリング:037_121_687 @620)新品の方の写真はありません。 

Maintenance of cooling system Maintenance of cooling system


Maintenance of cooling system


※交換したフランジを良く見てみると・・・ありました。ココですね。水温センサー黒と青の間の壁に亀裂が入っていました。センサーのOリングよりも少し上まで割れています。



Maintenance of cooling system Maintenance of cooling system


  部品を入手できたのが、6/24(金)夕方でした。実は翌日から初夏オフ@長野に行く予定だったので、夕方仕事帰りに徒歩でDさんへ。部品を受け取り、会社の駐車場へ戻って、その場で交換作業した訳です。

  クーラントは、いつもの手順で回収し、日頃の訓練の成果?もあり、早々に作業終了! お蔭様で、長野の往復道中は、ノントラブルで過ごす事ができました。 

  やっぱり、冷却水系統の部品は、一気に交換した方が効率的で、余計な心配をしなくて済みますね。(ゴム&樹脂は、定期交換必須です。)  さて、次は燃ポンのシール辺りが・・・(恐!)





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